作品/資料詳細

ID : 55
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熊野類懐紙

くまのるいかいし

熊野類懐紙は、後鳥羽上皇の熊野御幸の道中で催された和歌会の懐紙である熊野懐紙と同年代に記されたものをさす。本作は、舟上で都を偲んで鼓を打ちながら帰る遊女の姿を思い浮かべて詠んだ歌。書風ものびやかで、字が大きく一首懐紙の通例3行半ほどのところ、4行2字に及んでいる。また、2行目7字目の「ふ」の字を「の」と書き直すなど、酔筆の特徴がうかがえ、その場の雰囲気が想像される。平家重は鎌倉時代初期の公家。

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  • 文化財指定
    重要文化財
  • カテゴリー
  • 作者
    平家重
  • 製作/発行
  • 年代
    鎌倉時代・正治2年 (1200)頃
  • 区分
    書跡
  • 寸法
    30.6×50.4
  • 数量
    1
  • 備考
  • 所蔵館
    金沢市立中村記念美術館
  • 資料ID
    55
熊野類懐紙 作品画像
熊野類懐紙
[所蔵館] 金沢市立中村記念美術館
[作者] 平家重
[カテゴリー] 美術・工芸

カテゴリー

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