作品/資料詳細
飛出
とびで世阿弥の『申楽談義』に、飛出は菅原道真が柘榴をカッと吐いたところを打ったものとある。道真は後に天神として祀られたように、飛出も天上の恐ろしい神の表現となった。ただし飛出に大小の区別があり、小飛出は地上をかけめぐる神に主に用いられる。この飛出はその中間的表現で、それは古態と思われる。作は室町時代であろうか。裏に南北朝期の作家と考えられる一透(赤鶴)の銘があるが、そこまではさかのぼるまい。
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文化財指定金沢市指定文化財
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カテゴリー
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作者-
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製作/発行-
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年代室町時代・16世紀
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区分能面
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寸法19.8×16.0
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数量1面
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備考金蒔絵「一透作」
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所蔵館金沢能楽美術館
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資料ID3
立体で見る
飛出
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者] -
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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