作品/資料詳細
紅地雲菱に龍丸文舞衣
べにじくもびしにりゅうのまるもんまいぎぬ菱形にまとめた雲を織り出した鮮やかな紅地に、金の龍丸紋が一面に散らされている。舞衣は長絹の替えとして用いられる装束だが、脇を縫いとめて、衽をつけた仕立てで、長絹のように軽やかにまとうのではなく、腰にぴったりとたくし込め、壺折にして着装する。その名の通り舞をみせる役柄専用の装束だが、天女や龍女、歌舞の菩薩など、各の高い役柄にのみ用いられる装束である。
舞衣の多くは桜や鳳凰など優雅な意匠で構成されるが、これは雲に龍を配した力強い文様。「海人」の後シテとして登場する、龍女にふさわしい一領である。
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文化財指定金沢市指定文化財
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カテゴリー
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作者-
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製作/発行-
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年代明治時代・19~20世紀
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区分能装束
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寸法丈141.3×裄120.3
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数量1領
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備考-
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所蔵館金沢能楽美術館
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資料ID57
紅地雲菱に龍丸文舞衣
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者] -
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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