作品/資料詳細

ID : 23
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書「無」

しょ「む」

唐代の禅僧・趙州に、ある僧が質問した。「狗子に仏性はあるか?」と。趙州いわく「無」。趙州無字とも呼ばれる禅の代表的な公案である。「無」は大拙の思想においても重要なことばである。東洋・日本の文化において、いわく言い難いものを、さらに英語で表現するという困難な課題に大拙は生涯挑み続けた。趙州の「無」は有るか無いかという相対的な無ではないから「nothingness」ではない、と大拙はいう。このダイナミックな書からは90歳を越えてなお躍動する大拙が感じられる。晩年の大拙を支えた岡村美穂子氏・旧蔵。

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  • 文化財指定
  • カテゴリー
  • 作者
    鈴木大拙
  • 製作/発行
  • 年代
    1960年頃
  • 区分
    書跡
  • 寸法
    表装:縦1610×横685、本紙:縦658×横655
  • 数量
    1幅
  • 備考
  • 所蔵館
    鈴木大拙館
  • 資料ID
    23
書「無」 作品画像
書「無」
[所蔵館] 鈴木大拙館
[作者] 鈴木大拙
[カテゴリー] 美術・工芸, 歴史

カテゴリー

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