作品/資料詳細
書「無」
しょ「む」唐代の禅僧・趙州に、ある僧が質問した。「狗子に仏性はあるか?」と。趙州いわく「無」。趙州無字とも呼ばれる禅の代表的な公案である。「無」は大拙の思想においても重要なことばである。東洋・日本の文化において、いわく言い難いものを、さらに英語で表現するという困難な課題に大拙は生涯挑み続けた。趙州の「無」は有るか無いかという相対的な無ではないから「nothingness」ではない、と大拙はいう。このダイナミックな書からは90歳を越えてなお躍動する大拙が感じられる。晩年の大拙を支えた岡村美穂子氏・旧蔵。
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文化財指定-
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カテゴリー
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作者鈴木大拙
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製作/発行-
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年代1960年頃
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区分書跡
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寸法表装:縦1610×横685、本紙:縦658×横655
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数量1幅
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備考-
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所蔵館鈴木大拙館
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資料ID23

書「無」
[所蔵館] 鈴木大拙館
[作者] 鈴木大拙
[カテゴリー] 美術・工芸, 歴史
カテゴリー
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