作品/資料詳細

ID : 193
ID : 193

前田利政書状

まえだとしまさしょじょう

 前田土佐守家家祖・前田利政の書状。神尾之直(図書)宛である。神尾は、加賀藩主家2代当主である兄・前田利長の家臣。利政は秀吉から羽柴姓を賜っていたため、署名は「羽孫四郎(羽柴孫四郎)」となっている。
 書状には、近々、母・芳春院が利長の病気見舞いに江戸から高岡にやってくるようだが、神尾はじめ利長の家臣たちは気苦労も多くさぞかし大変だろう、と労う旨が記されている。しかし、利長はすでに5月20日に亡くなっており、それを知らずに書状を出したものと思われる。芳春院も高岡に来ることは叶わなかったようである。

VIEW ALL

  • 文化財指定
    石川県指定文化財
  • カテゴリー
  • 作者
    〔差出〕羽孫四郎(前田利政)→〔宛先〕神尾図書(之直)
  • 製作/発行
  • 年代
    (慶長19年(1614))5月25日
  • 区分
    古文書
  • 寸法
    折紙
  • 数量
    1
  • 備考
  • 所蔵館
    前田土佐守家資料館
  • 資料ID
    193
前田利政書状 作品画像
前田利政書状
[所蔵館] 前田土佐守家資料館
[作者] 〔差出〕羽孫四郎(前田利政)→〔宛先〕神尾図書(之直)
[カテゴリー] 歴史

カテゴリー

ARなど一部コンテンツは一定量のデータ(パケット)通信を行うため、携帯・通信キャリア各社の回線を使用した場合は通信量が発生します。スマートフォンやタブレットでご鑑賞の場合は、Wi-Fi環境でのご利用を推奨します。また、発生したデータ(パケット)通信費用について、本サイトは一切の責任を負いかねます。