作品/資料詳細

ID : 316
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豊臣秀吉消息

とよとみひでよししょうそく

 豊臣秀吉の自筆消息。肥前名護屋の陣より、来春朝鮮へ出兵することを述べる。消息とは、仮名で書かれた書状のことである。宛先の加賀殿は、秀吉の側室である利家の3女 摩阿(まあ)のことで、前田土佐守家家祖 前田利政の姉にあたる。
 摩阿は病弱であったが、入湯してから近頃は快調であったようで、秀吉はその様子を知り「なによりまんぞくに候」と述べている。新年を目前に、摩阿から正月用の服が届いたことに対する礼を述べ、秀吉からは「鷹の鶴(=鷹狩りで獲った鶴のこと)」を贈る旨を記している。また、利政(孫四郎)の母 芳春院まつが息災であることを喜んでいる。

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  • 文化財指定
    石川県指定文化財
  • カテゴリー
  • 作者
    〔差出〕大かう(豊臣秀吉)→〔宛先〕かが殿(麻阿)
  • 製作/発行
  • 年代
    文禄元年(1592)12月26日
  • 区分
    古文書
  • 寸法
    掛幅装
  • 数量
    1
  • 備考
    自筆
  • 所蔵館
    前田土佐守家資料館
  • 資料ID
    316
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豊臣秀吉消息 作品画像
豊臣秀吉消息
[所蔵館] 前田土佐守家資料館
[作者] 〔差出〕大かう(豊臣秀吉)→〔宛先〕かが殿(麻阿)
[カテゴリー] 歴史

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