作品/資料詳細
豊臣秀吉消息
とよとみひでよししょうそく 豊臣秀吉の自筆消息。肥前名護屋の陣より、来春朝鮮へ出兵することを述べる。消息とは、仮名で書かれた書状のことである。宛先の加賀殿は、秀吉の側室である利家の3女 摩阿(まあ)のことで、前田土佐守家家祖 前田利政の姉にあたる。
摩阿は病弱であったが、入湯してから近頃は快調であったようで、秀吉はその様子を知り「なによりまんぞくに候」と述べている。新年を目前に、摩阿から正月用の服が届いたことに対する礼を述べ、秀吉からは「鷹の鶴(=鷹狩りで獲った鶴のこと)」を贈る旨を記している。また、利政(孫四郎)の母 芳春院まつが息災であることを喜んでいる。
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文化財指定石川県指定文化財
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カテゴリー
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作者〔差出〕大かう(豊臣秀吉)→〔宛先〕かが殿(麻阿)
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製作/発行-
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年代文禄元年(1592)12月26日
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区分古文書
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寸法掛幅装
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数量1
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備考自筆
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所蔵館前田土佐守家資料館
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資料ID316
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豊臣秀吉消息
[所蔵館] 前田土佐守家資料館
[作者] 〔差出〕大かう(豊臣秀吉)→〔宛先〕かが殿(麻阿)
[カテゴリー] 歴史
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