作品/資料詳細
前田利家所用面頬
まえだとしいえしょようめんぽお 面頬は、顔面、特に両頬から顎を保護する防具である。本品は鼻~顎~首にかけてを覆う、いわゆる「目の下頬」と呼ばれるものである。
本体は錆地塗鉄板を打ち出し、鼻下および口下に髭を植える。垂(たれ)は黒漆塗煉革を素懸威にする。両頬に鉄鐶、顎両脇には緒便り釘があり、顎下には汗流しの孔を穿つ。
この面頬は加賀藩祖 前田利家が合戦で着用したものと伝わる。本体のほか「面頬記」と題した巻子が附属し、面頬の由来を記す。そこには、利家所用の後、実兄の安勝、その嫡男 安政(利好のことか)、その養子で利家三男 知好と伝来した後、前田土佐守家の所有になった、とある。
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文化財指定石川県指定文化財
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カテゴリー
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作者-
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製作/発行-
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年代桃山時代(16世紀後期)
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区分武具
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寸法幅192×高さ130mm
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数量1面
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備考附「頬面記」(寛文11年3月7日筆)1巻
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所蔵館前田土佐守家資料館
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資料ID4785
立体で見る

前田利家所用面頬
[所蔵館] 前田土佐守家資料館
[作者] -
[カテゴリー] 歴史
カテゴリー
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