作品/資料詳細

ID : 4785
ID : 4785

前田利家所用面頬

まえだとしいえしょようめんぽお

 面頬は、顔面、特に両頬から顎を保護する防具。本品は鼻~顎~首にかけてを覆う、いわゆる目の下頬と呼ばれるものである。
 本体は錆地塗鉄板を打ち出し、鼻下および口下に髭を植える。垂(たれ)は黒漆塗煉革を素懸威にする。両頬に鉄鐶、顎両脇には緒便り釘があり、顎下には汗流しの孔を穿つ。
 この面頬は加賀藩祖・前田利家が合戦で着用したものと伝え、本体のほか「面頬記」と題した巻子が附属し、この面頬の由来を記す。そこには、利家所用の後、実兄の安勝、その嫡男・安政、その養子で利家三男・知好と伝来した後、前田土佐守家の所有になった、とある。

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  • 文化財指定
    石川県指定文化財
  • カテゴリー
  • 作者
  • 製作/発行
  • 年代
    桃山時代、16世紀
  • 区分
    武具
  • 寸法
    幅192×高さ130㎜
  • 数量
    1面
  • 備考
    付「頬面記」1巻
  • 所蔵館
    前田土佐守家資料館
  • 資料ID
    4785
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前田利家所用面頬 作品画像
前田利家所用面頬
[所蔵館] 前田土佐守家資料館
[作者]
[カテゴリー] 歴史

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