作品/資料詳細
金沢城下町絵図
かなざわじょうかまちえず金沢城下を描いた絵図。城下町の中心である金沢城は金、武士の屋敷地はそれぞれ、年寄衆八家の上屋敷は銀・下屋敷は白、人持の上屋敷は赤・下屋敷は赤褐色、足軽組地は黒に着色されており、城下町金沢の屋敷配置が視覚的によくわかる資料である。八家・人持については名前の記入があるが、銀の部分は変色し、文字が見えにくくなっている。それ以外の藩士についても部分的に名前の記入がある。武家地以外の寺社地・町地もそれぞれ色分けされている。
現在の兼六園の一部である竹沢御殿が建てられた場所は「学校」と記されており、藩校明倫堂が建てられる寛政4年(1792)から竹沢御殿造営のため移転した文政5年(1822)の間の地理的情報が盛り込まれている。武家屋敷の配置状況も鑑みると、享和期の成立と推定される。
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文化財指定石川県指定文化財
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カテゴリー
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作者-
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製作/発行-
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年代享和期(1801~1803)
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区分絵図
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寸法折本
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数量1枚
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備考-
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所蔵館前田土佐守家資料館
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資料ID5270
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金沢城下町絵図
[所蔵館] 前田土佐守家資料館
[作者] -
[カテゴリー] 歴史
カテゴリー
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