作品/資料詳細
武蔵野図角形蓋付向付
むさしのずかくがたふたつきむこうづけ武蔵野は東京の南西部に広がる平野で、『万葉集』の東歌に詠まれた土地。『古今和歌集』『伊勢物語』などの文学作品にも登場する。江戸時代には「武蔵野は月の入るべき影もなし草より出でて草にこそ入れ」と詠まれ、この頃から武蔵野=草原のイメージが定着したようである。生い茂る薄に月や富士山を描いた「武蔵野図」があまたの絵画や工芸品のモチーフとして採用された。
本作は江戸時代中期を代表する陶工として知られる尾形乾山が手がけたもので、褐色の素地の一部に白土を掛け、呉須(コバルト)と鉄釉で草文を描き、透明釉をかけて仕上げている。
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文化財指定-
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カテゴリー
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作者尾形乾山
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製作/発行-
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年代江戸時代 (18世紀)
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区分陶磁器
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寸法蓋幅9.9 底幅7.5 総高6.8
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数量5
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備考-
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所蔵館金沢市立中村記念美術館
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資料ID111
武蔵野図角形蓋付向付
[所蔵館] 金沢市立中村記念美術館
[作者] 尾形乾山
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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