作品/資料詳細
裂模様蒔絵二重小箱
きれもようまきえにじゅうこばこ入隅長方形の二段重ねの箱に、二面に刳形を開けた被蓋がかかる小箱。地文様は隅切の菱形と正方形をつなぐ蜀江文と、亀甲繋ぎ文が表されている。その上に、菊・桐・牡丹・梅・椿・水仙などの花文、打出小槌・笠・蓑・分銅・経巻・霊芝・丁子・七宝などの宝尽文を、青貝や金銀の切金を併用した薄肉の高蒔絵で描いている。被蓋の文様は、全体に正六角と長六角をつないだ亀甲繋ぎ文で統一され、この輪郭線には金銀の切金が並べてある。小品ながら、さまざまな蒔絵の技法を駆使して豪華絢爛に仕上げた作品。
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文化財指定-
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カテゴリー
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作者大垣昌訓
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製作/発行-
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年代大正-昭和時代 (20世紀)
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区分漆工
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寸法-
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数量1
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備考-
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所蔵館金沢市立中村記念美術館
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資料ID298
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裂模様蒔絵二重小箱
[所蔵館] 金沢市立中村記念美術館
[作者] 大垣昌訓
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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