作品/資料詳細
熊野類懐紙
くまのるいかいし熊野類懐紙は、後鳥羽上皇の熊野御幸の道中で催された和歌会の懐紙である熊野懐紙と同年代に記されたものをさす。別れを悲しみながら川を下って帰る遊女の姿を思い浮かべて、鎌倉時代初期の公家である藤原重輔が詠んだ歌。文字の書き直しもあり、酔筆の特徴がうかがえ、その場の様子がしのばれる。小振りな文字で、その筆致は端正な雰囲気を伝え、重輔の現存唯一の筆跡を伝える。重輔は、正治元年(1199)安芸守に任じられている。
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文化財指定重要文化財
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カテゴリー
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作者藤原重輔
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製作/発行-
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年代鎌倉時代・正治2年 (1200)頃
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区分書跡
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寸法30.5×50.4
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数量1
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備考-
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所蔵館金沢市立中村記念美術館
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資料ID52
熊野類懐紙
[所蔵館] 金沢市立中村記念美術館
[作者] 藤原重輔
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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