作品/資料詳細

ID : 126
ID : 126

紫地業平菱文様長絹

むらさきじなりひらびしもんようちょうけん

菱とは池や沼に生えるヒシ科の水性一年草で、その繁殖力の強さから、古来、吉祥文様として用いられた。菱文様には様々なヴァリエーションがあるが、「業平菱」は『伊勢物語』で有名な平安時代の貴公子・在原業平にその名を由来する。このような三重襷文様は、夏の直衣の模様の一つとして、平安時代から用いられていた。紫色(有職では二藍と称す)は年配の公家は用いない決まりがあることなどから、紫の三重襷で若く美しい貴公子のイメージを演出する。

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  • 文化財指定
  • カテゴリー
  • 作者
  • 製作/発行
  • 年代
    明治~大正時代・19世紀
  • 区分
    能装束
  • 寸法
    丈113×裄112.5
  • 数量
    1領
  • 備考
  • 所蔵館
    金沢能楽美術館
  • 資料ID
    126
紫地業平菱文様長絹 作品画像
紫地業平菱文様長絹
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者]
[カテゴリー] 美術・工芸

カテゴリー

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