作品/資料詳細
萌葱地鉄線唐草文様舞衣
もえぎじてっせんからくさもんようまいぎぬ萌葱色の平絽地に平金糸で文様を織り表した、いわゆる絽金の舞衣。五弁の花は躑躅や桔梗にも似るが、蔓性の植物ならば鉄線であろうか。様式化された蔓が下から上へと勢いよく伸び上がり、繁殖力の旺盛さを感じさせる。華やかさと強さを合わせ持つ装束である。紀州藩の能役者徳田隣忠の書『隣忠秘抄外篇』(十八世紀後半)では、鮮やかな萌葱色は「花々し」い色とされ、長絹や舞衣に特に好まれたことが伺える。
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文化財指定-
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カテゴリー
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作者-
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製作/発行-
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年代江戸時代・19世紀
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区分能装束
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寸法丈144.2×裄110.7
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数量1領
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備考-
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所蔵館金沢能楽美術館
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資料ID135
萌葱地鉄線唐草文様舞衣
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者] -
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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