作品/資料詳細

ID : 135
ID : 135

萌葱地鉄線唐草文様舞衣

もえぎじてっせんからくさもんようまいぎぬ

萌葱色の平絽地に平金糸で文様を織り表した、いわゆる絽金の舞衣。五弁の花は躑躅や桔梗にも似るが、蔓性の植物ならば鉄線であろうか。様式化された蔓が下から上へと勢いよく伸び上がり、繁殖力の旺盛さを感じさせる。華やかさと強さを合わせ持つ装束である。紀州藩の能役者徳田隣忠の書『隣忠秘抄外篇』(十八世紀後半)では、鮮やかな萌葱色は「花々し」い色とされ、長絹や舞衣に特に好まれたことが伺える。

VIEW ALL

  • 文化財指定
  • カテゴリー
  • 作者
  • 製作/発行
  • 年代
    江戸時代・19世紀
  • 区分
    能装束
  • 寸法
    丈144.2×裄110.7
  • 数量
    1領
  • 備考
  • 所蔵館
    金沢能楽美術館
  • 資料ID
    135
萌葱地鉄線唐草文様舞衣 作品画像
萌葱地鉄線唐草文様舞衣
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者]
[カテゴリー] 美術・工芸

カテゴリー

ARなど一部コンテンツは一定量のデータ(パケット)通信を行うため、携帯・通信キャリア各社の回線を使用した場合は通信量が発生します。スマートフォンやタブレットでご鑑賞の場合は、Wi-Fi環境でのご利用を推奨します。また、発生したデータ(パケット)通信費用について、本サイトは一切の責任を負いかねます。