作品/資料詳細
紅地入子菱に松橘向鶴丸文唐織
べにじいれこびしにまつたちばなむかいつるまるもんからおり紋のように置かれた大きな向い鶴丸文が印象的である。左右に並んだ鶴は、一羽がくちばしを開いた阿形、いま一羽が閉じた吽形。くちばしの上には小松、下には橘といずれも吉祥の植物が配されている。地文様は大ぶりな入小菱で、菱もまた旺盛に繁殖する水草であることから、繁栄を象徴する文様とされる。
能装束では赤系統の色が入った装束を紅入、入らないものを紅無として区別する紅入の唐織は、小面や増女などの面をつける若い女役に用いられるが、この一領は、現代の装束にはない古雅な趣をたたえている。
-
文化財指定金沢市指定文化財
-
カテゴリー
-
作者-
-
製作/発行-
-
年代江戸時代・17世紀
-
区分能装束
-
寸法丈150.5×裄75.2
-
数量1領
-
備考-
-
所蔵館金沢能楽美術館
-
資料ID16
拡大して見る
紅地入子菱に松橘向鶴丸文唐織
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者] -
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
ARなど一部コンテンツは一定量のデータ(パケット)通信を行うため、携帯・通信キャリア各社の回線を使用した場合は通信量が発生します。スマートフォンやタブレットでご鑑賞の場合は、Wi-Fi環境でのご利用を推奨します。また、発生したデータ(パケット)通信費用について、本サイトは一切の責任を負いかねます。