作品/資料詳細
紅地枝垂桜文唐織
べにじしだれざくらもんからおり肩から裾へ、前面に枝垂桜のみが配されている。比較的短い文様の繰り返しで構成されているが、枝が縞のような効果を生み、ところどころに咲く色とりどりの桜花が変化を添えて、単調に陥らない。きものは肩山がつながって輪になっているため、織文様の場合、前身頃と後身頃では肩山を境に文様の天地を逆転させる必要がある。このように上下がはっきりした文様の場合は、その切り替わりが明快に理解できる。
紅入の唐織は若い女役の表着であるが、落ち着いた紅の地色と清楚な意匠から、控えめな役柄にふさわしい一領であろう。
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文化財指定金沢市指定文化財
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カテゴリー
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作者-
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製作/発行-
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年代江戸時代・18世紀
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区分能装束
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寸法丈142.0×裄74.1
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数量1領
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備考-
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所蔵館金沢能楽美術館
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資料ID20
紅地枝垂桜文唐織
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者] -
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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