作品/資料詳細
萌葱地籬に菊文唐織
もえぎじまがきにきくもんからおり唐織には珍しい萌葱一色の地色に、粗く組んだ籬に咲きかかる菊があらわされている。不規則に配された籬のつくる直線の交差が、意匠全体に律動感を生み出し、効果的である。
籬と菊の取り合わせは、陶淵明の名高い飲酒詩のうちの一説「菊を採る東籬の下 悠然として南山を見る」をはじめ、漢詩や和歌に好んで採り上げられ、隠逸や高潔を連想させる意匠であった。
-
文化財指定金沢市指定文化財
-
カテゴリー
-
作者-
-
製作/発行-
-
年代明治時代・19世紀
-
区分能装束
-
寸法丈156.2×裄73.9
-
数量1領
-
備考-
-
所蔵館金沢能楽美術館
-
資料ID26
萌葱地籬に菊文唐織
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者] -
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
ARなど一部コンテンツは一定量のデータ(パケット)通信を行うため、携帯・通信キャリア各社の回線を使用した場合は通信量が発生します。スマートフォンやタブレットでご鑑賞の場合は、Wi-Fi環境でのご利用を推奨します。また、発生したデータ(パケット)通信費用について、本サイトは一切の責任を負いかねます。