作品/資料詳細

ID : 29
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紅白段笹龍胆横筋文厚板(子方用)

べにしろだんささりんどうよこすじもんあついた(こかたよう)

経糸を紅と白に染め分け、上半身では緯糸の色目を経糸に合わせて紅白の大きな段替わりとし、下半身では経糸の染め分けに頓着せず、萌葱・紅・白の緯糸を織りいれて三色の横筋をあらわす。さらに上半身には、上文様としてふたつ一組の大ぶりの笹龍胆が散らされる。
厚板とは、主に男役の内着として用いられる装束。この一領は、明快な色づかいと大胆な意匠からみて、当初から子方用として製作されたものであろう。源氏ゆかりの笹龍胆紋を配すことから、牛若丸(源義経)が活躍する、「鞍馬天狗」「烏帽子折」などに用いたのではなかろうか。

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  • 文化財指定
    金沢市指定文化財
  • カテゴリー
  • 作者
  • 製作/発行
  • 年代
    江戸時代・19世紀
  • 区分
    能装束
  • 寸法
    丈121.7×裄61.9
  • 数量
    1領
  • 備考
  • 所蔵館
    金沢能楽美術館
  • 資料ID
    29
紅白段笹龍胆横筋文厚板(子方用) 作品画像
紅白段笹龍胆横筋文厚板(子方用)
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者]
[カテゴリー] 美術・工芸

カテゴリー

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