作品/資料詳細
縞地水浅葱金茶段藤棚文厚板
しまじみずあさぎきんちゃだんふじだなもんあついた大きさの異なる淡い色目の縞を背景に、棚にからみついて咲く藤が一面にあらわされている。境目からはっきりと色を替える水浅葱と金茶の段替わりは、経糸ではなく、上文様の緯糸の持ち替えで織り出されたもの。地色ではなく上文様で構成する段は、能装束には珍しい。
藤というたおやかな植物を意匠化するが、隙間なく詰められた文様は藤棚のつくる斜線ともあいまって、息詰まるような力強さを感じさせる。厚板はしばしば老女や鬼女の表着とされるが、この一領も「山姥」のシテの表着として用いられたという。
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文化財指定金沢市指定文化財
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カテゴリー
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作者-
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製作/発行-
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年代江戸時代・18~19世紀
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区分能装束
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寸法丈158.8×裄76.9
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数量1領
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備考-
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所蔵館金沢能楽美術館
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資料ID31
縞地水浅葱金茶段藤棚文厚板
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者] -
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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