作品/資料詳細

ID : 38
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紅地霞に桜花文縫箔

べにじかすみにおうかもんぬいはく

つややかな紅地に線状に金の霞を配し、霞の中にほの見える白と薄紅の桜の花を刺繍であらわしている。桜は満開を過ぎようとする頃なのだろう、はらはらと花びらを散らしている。文様は裾に向かって密度を増し、全体に調和のとれた構成をみせる。
縫箔とは刺繍と摺箔によって文様をあらわした装束。この一領のように紅入のものは、若い女役が、腰巻といって袖を通さずに腰に巻きつける着装法で身につける。縫箔の腰巻には、壺折にした唐織や長絹が重ねられるが、裾まわりにのぞく縫箔のあでやかさが、舞台ではたいへん効果的である。

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  • 文化財指定
    金沢市指定文化財
  • カテゴリー
  • 作者
  • 製作/発行
  • 年代
    江戸時代・19世紀
  • 区分
    能装束
  • 寸法
    丈144.2×裄70.0
  • 数量
    1領
  • 備考
  • 所蔵館
    金沢能楽美術館
  • 資料ID
    38
紅地霞に桜花文縫箔 作品画像
紅地霞に桜花文縫箔
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者]
[カテゴリー] 美術・工芸

カテゴリー

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