作品/資料詳細

ID : 42
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紫地藤春草文縫箔

むらさきじふじはるくさもんぬいはく

藤が全面に蔓を伸ばし、薄紫と紫の花房を垂れている。裾には、蒲公英、菫、蓮華、土筆。爛漫の春夜を見るかのような絵画的な意匠である。背景となる地色は藤の花房よりも深い紫色で、大小の金箔がたなびく霞のように散らされている。
あでやかな装束であるが、紅系統の色を用いない紅無の縫箔である。「富士太鼓」で、物狂いとなって雅楽の太鼓を打つ楽人富士の妻に、腰巻として用いられたという。

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  • 文化財指定
    金沢市指定文化財
  • カテゴリー
  • 作者
  • 製作/発行
  • 年代
    大正時代・20世紀
  • 区分
    能装束
  • 寸法
    丈141.8×裄71.8
  • 数量
    1領
  • 備考
    昭和時代・20世紀に制作した写しが当館に存在する。
  • 所蔵館
    金沢能楽美術館
  • 資料ID
    42
紫地藤春草文縫箔 作品画像
紫地藤春草文縫箔
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者]
[カテゴリー] 美術・工芸

カテゴリー

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