作品/資料詳細

ID : 48
ID : 48
  • 01 / 01PICTURES

紺地撫子文摺箔

こんじなでしこもんすりはく

群れ咲く撫子が上半身一面にあらわされている。現状では銀箔の部分のみが鮮やかだが、紺色の花に見える部分は糊跡であり、当初は別の種類の金属箔が置かれていたと考えられる。また、わずかではあるが金箔が認められる箇所もあり、本来はもう少し複雑な輝きを見せていただろう。
摺箔は白地か紅地が一般的で、そのほかの地色はあまり見られない。紺地に銀の摺箔を置いたこの一領は、年かさの女役に用いられるのであろうが、落ち着いた中にも華やぎが感じられる。

VIEW ALL

  • 文化財指定
    金沢市指定文化財
  • カテゴリー
  • 作者
  • 製作/発行
  • 年代
    江戸~明治時代・19世紀
  • 区分
    能装束
  • 寸法
    丈108.7×裄72.5
  • 数量
    1領
  • 備考
  • 所蔵館
    金沢能楽美術館
  • 資料ID
    48
紺地撫子文摺箔 作品画像
紺地撫子文摺箔
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者]
[カテゴリー] 美術・工芸

カテゴリー

ARなど一部コンテンツは一定量のデータ(パケット)通信を行うため、携帯・通信キャリア各社の回線を使用した場合は通信量が発生します。スマートフォンやタブレットでご鑑賞の場合は、Wi-Fi環境でのご利用を推奨します。また、発生したデータ(パケット)通信費用について、本サイトは一切の責任を負いかねます。