作品/資料詳細
紺地撫子文摺箔
こんじなでしこもんすりはく群れ咲く撫子が上半身一面にあらわされている。現状では銀箔の部分のみが鮮やかだが、紺色の花に見える部分は糊跡であり、当初は別の種類の金属箔が置かれていたと考えられる。また、わずかではあるが金箔が認められる箇所もあり、本来はもう少し複雑な輝きを見せていただろう。
摺箔は白地か紅地が一般的で、そのほかの地色はあまり見られない。紺地に銀の摺箔を置いたこの一領は、年かさの女役に用いられるのであろうが、落ち着いた中にも華やぎが感じられる。
-
文化財指定金沢市指定文化財
-
カテゴリー
-
作者-
-
製作/発行-
-
年代江戸~明治時代・19世紀
-
区分能装束
-
寸法丈108.7×裄72.5
-
数量1領
-
備考-
-
所蔵館金沢能楽美術館
-
資料ID48
紺地撫子文摺箔
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者] -
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
ARなど一部コンテンツは一定量のデータ(パケット)通信を行うため、携帯・通信キャリア各社の回線を使用した場合は通信量が発生します。スマートフォンやタブレットでご鑑賞の場合は、Wi-Fi環境でのご利用を推奨します。また、発生したデータ(パケット)通信費用について、本サイトは一切の責任を負いかねます。