作品/資料詳細

ID : 58
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白茶地荒磯文袷法被

しろちゃじありそもんあわせはっぴ

波に跳ねる魚がびっしりと詰められた息苦しいほどの文様であるが、金糸になじむ穏やかな地色の効果もあって、全体としてはかえって落ち着いた調子になっている。波に魚の組み合わせは、名物裂の荒磯緞子でも知られている定型の文様。
袷法被は広袖の上着で、脇が開いた身頃を、裾につけた襴でつなぐ仕立てとなっている。修羅能において、武将の亡霊が肩袖脱ぎにして着用するのが一般的であるが、地獄で責苦を受ける老人の亡霊にも使用される。この一領は、後者の代表曲「綾鼓」に用いられた。

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  • 文化財指定
    金沢市指定文化財
  • カテゴリー
  • 作者
  • 製作/発行
  • 年代
    江戸時代・18世紀
  • 区分
    能装束
  • 寸法
    丈109.0×裄94.5
  • 数量
    1領
  • 備考
  • 所蔵館
    金沢能楽美術館
  • 資料ID
    58
白茶地荒磯文袷法被 作品画像
白茶地荒磯文袷法被
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者]
[カテゴリー] 美術・工芸

カテゴリー

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