作品/資料詳細
二十余
はたちあまり能"藤戸"の前シテである母が息子の事を述懐して「二十余りの年波の……」と謡うところからの命名で、いうまでもなく若い男の霊的な表現である。普通それには痩男や蛙を使用するが、宝生流には二十余の優れた本面があって、この面のようにそれを基にした独自の面が使われてきた。裏に茗荷悪尉と同様に宝生友勝の極書があり、それはやはり室町時代の名工・日氷の作としているが、これも確証はない。それにしても独特の魅力がある。
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文化財指定金沢市指定文化財
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カテゴリー
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作者-
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製作/発行-
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年代室町~桃山時代・16世紀
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区分能面
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寸法21.3×14.5
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数量1面
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備考銘「二十餘 日氷作 宝生大夫友勝(花押)」
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所蔵館金沢能楽美術館
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資料ID7
立体で見る
二十余
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者] -
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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