作品/資料詳細
紅白萌黄段菊崩し麻の葉繋ぎ文様唐織
べにしろもえぎだんきくくずしあさのはつなぎもんようからおり繁殖力の強い植物の麻を文様化した麻の葉繋ぎ文様と、不老長寿の妙薬である菊花を組み合わせた吉祥尽くしの絢爛豪華な紅入唐織。経糸を紅・白・萌葱に染め分け、金糸と多彩な絵緯(文様を表す緯糸)により麻の葉と菊花を互の目に織り表して段替文様とする。色糸の艶感、金糸の良質な輝き、モチーフの端正な表現、織技の粋が尽くされた丁寧な施工、どれをとっても極めて高いレベルにある。近年の調査で一橋徳川家伝来品であることが明らかになった作品。同家の明治時代の所蔵品目録『御能面並御装束目録』においては「御唐織」の二番目に挙げられていたが、昭和三年(一九二八年)の売立目録『伯爵徳川家御蔵品入札目録』に掲載され、売却されたことが伺える。
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文化財指定-
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カテゴリー
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作者-
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製作/発行-
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年代江戸時代・19世紀
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区分能装束
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寸法丈157.1×裄73
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数量1領
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備考一橋徳川家伝来品
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所蔵館金沢能楽美術館
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資料ID92
紅白萌黄段菊崩し麻の葉繋ぎ文様唐織
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者] -
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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