作品/資料詳細

ID : 97
ID : 97

紅白段花菱亀甲に獅子鳳凰丸文様厚板唐織

こうはくだんはなびしきっこうにししほうおうまるもんようあついたからおり

経糸を「締切り」という技法で紅白に染め分けて段替の文様構成とし、金、紅、縹、浅葱、萌葱、黄、紫、茶、白などの多彩な絵緯(文様を表す緯糸)で花菱亀甲の地文様を織り出し、さらに獅子と鳳凰の丸文を大胆に上文様とした豪奢な唐織。亀甲文様は亀の長寿から吉祥文様とされる他、甲冑を象徴する文様として武将役に用いることが多い。
獅子も鳳凰も古代に大陸からもたらされた霊獣文様であり、亀甲文様のルーツも西アジアの古代文明までたどることができる。これらは平安時代以降、和様化されて貴族の有職文様に取り入れられ、日本の文化になじんでいった。

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  • 文化財指定
  • カテゴリー
  • 作者
  • 製作/発行
  • 年代
    明治時代・19世紀
  • 区分
    能装束
  • 寸法
    丈143.8×裄68.5
  • 数量
    1領
  • 備考
    平成24年2月29日取得
  • 所蔵館
    金沢能楽美術館
  • 資料ID
    97
紅白段花菱亀甲に獅子鳳凰丸文様厚板唐織 作品画像
紅白段花菱亀甲に獅子鳳凰丸文様厚板唐織
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者]
[カテゴリー] 美術・工芸

カテゴリー

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