作品/資料詳細

ID : 1423
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湯の街

秋の午後、笠井彦乃をモデルとして湯涌温泉街を描いた作品である。款記をローマ字で記している。影がおちて暗い彦乃の顔だが、静かで落ち着いた表情である。滞在先の山下旅館(現お宿やました)で、1917(大正6)年10月7日に制作したことが、ふたりの日記に記述され、竹久夢二自身「好いのが出来た」と喜ぶほどの出来栄えであった。黒い髪と掛け衿、青い羽織、コバルト色の建物の影に対し、夕日に照らされた黄色い景色、上空の白いうろこ雲と地面の道と「湯の川」、そして彦乃の肌の色彩対比は、絶妙な感覚である。

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  • 文化財指定
  • カテゴリー
  • 作者
    竹久夢二
  • 製作/発行
  • 年代
    大正6年(1917)
  • 区分
  • 寸法
    30.0×22.4cm
  • 数量
    1枚
  • 備考
    水彩画
  • 所蔵館
    金沢湯涌夢二館
  • 資料ID
    1423
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湯の街 作品画像
湯の街
[所蔵館] 金沢湯涌夢二館
[作者] 竹久夢二
[カテゴリー] 美術・工芸

カテゴリー

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