作品/資料詳細
千代紙 桜草
ちよがみ さくらそう緑地に桜草のシルエットを白く抜き、花弁に桜色をのせてパターン化した木版摺りの千代紙。
港屋絵草紙店と婦人之友社買物部で販売した千代紙と同一デザインであるが、本作は画面右下に「柳や千代紙」と記してある。滑稽新聞社に勤めた三好米吉が店主となり、1910年から「柳屋書店」として大阪東区平野町で営業し、2年後に南区畳屋町へ移転して「柳屋画廊」と改称後1943年まで営業した。書店として開店したが、のちに美術品なども扱った。1913年より雑誌『美術と文芸』(1922年に『柳屋』と改題)を発行した。夢二ファンの三好は、夢二が1914年に東京に開いた港屋絵草紙店の商品を大阪で取り扱い、港屋閉店後はその版を譲り受けて柳屋版に改めて販売している。後にオリジナルの絵封筒や木版画も商品に加わった。
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文化財指定-
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カテゴリー
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作者竹久夢二
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製作/発行柳屋
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年代大正期(1912~1926)
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区分文房具
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寸法38.0×25.2cm
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数量1枚
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備考千代紙
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所蔵館金沢湯涌夢二館
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資料ID88

千代紙 桜草
[所蔵館] 金沢湯涌夢二館
[作者] 竹久夢二
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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