作品/資料詳細

ID : 927
ID : 927
  • 01 / 01PICTURES

七夕図屏風

七夕の笹飾りをする立ち姿の女性像が二曲一隻の屏風に描かれている。日本髪に豪華な髪飾り、赤地に大柄の豪華なだらりの帯という装いから、芸妓を描いたものとみられる。黒い薄物の着物を通して桃色の襦袢や腕、足袋を履いた足が透けるところに、ほのかな色気がただよう。女性が笹に下げている短冊や色紙には、夢二の筆跡で「ふたぼし」「七夕天の川」「星の為洗う硯も紫の色こきほどの言の葉もかな」「二星」「天の川」「七夕」などと七夕にちなんだ言葉が墨書されている。織姫と彦星のふたりが一年に一度だけ逢うことの許された恋物語、習字や裁縫の上達を願う星祭は、夢二が好んだ画題である。

VIEW ALL

  • 文化財指定
  • カテゴリー
  • 作者
    竹久夢二
  • 製作/発行
  • 年代
    大正11年(1922)
  • 区分
  • 寸法
    151.5×155.0cm
  • 数量
    2曲1隻
  • 備考
    日本画(屏風)
  • 所蔵館
    金沢湯涌夢二館
  • 資料ID
    927
拡大して見る
七夕図屏風 作品画像
七夕図屏風
[所蔵館] 金沢湯涌夢二館
[作者] 竹久夢二
[カテゴリー] 美術・工芸

カテゴリー

ARなど一部コンテンツは一定量のデータ(パケット)通信を行うため、携帯・通信キャリア各社の回線を使用した場合は通信量が発生します。スマートフォンやタブレットでご鑑賞の場合は、Wi-Fi環境でのご利用を推奨します。また、発生したデータ(パケット)通信費用について、本サイトは一切の責任を負いかねます。