作品/資料詳細
七夕図屏風
-七夕の笹飾りをする立ち姿の女性像が二曲一隻の屏風に描かれている。日本髪に豪華な髪飾り、赤地に大柄の豪華なだらりの帯という装いから、芸妓を描いたものとみられる。黒い薄物の着物を通して桃色の襦袢や腕、足袋を履いた足が透けるところに、ほのかな色気がただよう。女性が笹に下げている短冊や色紙には、夢二の筆跡で「ふたぼし」「七夕天の川」「星の為洗う硯も紫の色こきほどの言の葉もかな」「二星」「天の川」「七夕」などと七夕にちなんだ言葉が墨書されている。織姫と彦星のふたりが一年に一度だけ逢うことの許された恋物語、習字や裁縫の上達を願う星祭は、夢二が好んだ画題である。
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文化財指定-
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カテゴリー
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作者竹久夢二
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製作/発行-
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年代大正11年(1922)
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区分-
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寸法151.5×155.0cm
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数量2曲1隻
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備考日本画(屏風)
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所蔵館金沢湯涌夢二館
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資料ID927
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七夕図屏風
[所蔵館] 金沢湯涌夢二館
[作者] 竹久夢二
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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