作品/資料詳細
旧園田家住宅
きゅうそのだけじゅうたく もとは金沢市二俣町に所在した紙漉き農家であり、「加賀の手漉和紙の製作用具及び民家」として紙漉き道具とともに重要有形民俗文化財に指定されています。
江戸時代末期に後半部の軸部材をほとんど取り変え、下屋も拡張する大改造が行われ現在の規模になったと考えられています。間取りは加賀Ⅰ型を基本としていますが、二俣地区は江戸時代、奉書紙の産地として隆盛し当家も紙漉きの間や紙料となる楮を蒸すためのカマドを備えています。
正面妻面の煙出しは「ひだち」と呼ばれる馬蹄形の形となっています。1969年(昭和44年)に百萬石文化園江戸村へ移築された際に、背面下屋屋根が笹葺きで葺かれました。その後、2013年(平成25年)に金沢湯涌江戸村へ再移築されました。
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旧園田家住宅
[所蔵館] 金沢湯涌江戸村
[作者] -
[カテゴリー] 建築
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