作品/資料詳細

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旧山川家住宅

きゅうやまかわけじゅうたく

 山川家は金沢市竪町で江戸時代は米仲買商と質屋、明治以降は酒造店を営んでいました。主屋の間口は六間で北側には土蔵が隣接しています。表構えは明治期に改造されており、この時にスムシコと呼ばれる細く割った竹を用いた格子が取り付けられました。土間、店の間の部分の屋根は高く上げられ小屋組みは準棟纂冪(じゅんとうさんべき)となっています。奥座敷は朱壁に弁柄拭漆塗の面皮柱で長押をつけない意匠とし板縁のない土縁が付けられた造りとなっています。
また山川家は茶の湯に精通しており草庵風の二畳台目の茶室「通楽庵」など、複数の茶室を備えています。
1966年(昭和41年)に百萬石文化園江戸村(金沢市湯涌町)へ移築され、2009年(平成21年)に金沢湯涌江戸村に再移築されました。

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  • 文化財指定
    石川県指定文化財
  • カテゴリー
  • 作者
  • 製作/発行
  • 年代
    1854-1860年頃(安政年間)
  • 区分
    建築物
  • 寸法
    主屋 桁行12.1m、梁間14.6m、平面積204.4㎡、二階床面積109.8㎡仏間(茶室含む) 桁行5.7m、梁間8.5m、平面積33.5㎡土蔵 桁行6.5m、梁間5.6m、平面積36.3㎡、二階床面積36.3㎡
  • 数量
  • 備考
    主屋 切妻造、板葺石置き屋根 下屋 木賊(とくさ)葺、桟瓦葺 仏間 切妻造、桟瓦葺 茶室 杮葺 土蔵 切妻造、桟瓦葺
  • 所蔵館
    金沢湯涌江戸村
  • 資料ID
    3
旧山川家住宅 作品画像
旧山川家住宅
[所蔵館] 金沢湯涌江戸村
[作者]
[カテゴリー] 建築

カテゴリー

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