作品/資料詳細
紫地菊桐鳳凰文半切
むらさきじきくきりほうおうもんはんぎれ菊と桐を敷きつめた地に色紙形や雪輪形が配され、その枠を越えて飛び立っていく鳳凰が織り出される。菊。桐・鳳凰は、いずれも天子を象徴する高貴な意匠である。
半切も大口同様、横張りを強調した袴だが、主に鬼神や武将など強い役柄に用いられるため、背面の芯にござを入れ、着装時に直線的な線が出るよう工夫されている。一般的には金欄が用いられるが、ここでは金糸に加え色糸が織り入れられる。佐野家では、帝の長寿を寿いで舞う「鶴亀」の鶴と亀、「天鼓」の少年の霊など、純真な役柄に用いたという。
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文化財指定金沢市指定文化財
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カテゴリー
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作者-
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製作/発行-
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年代江戸~明治時代・19世紀
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区分能装束
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寸法丈109.1
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数量1領
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備考-
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所蔵館金沢能楽美術館
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資料ID62
紫地菊桐鳳凰文半切
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者] -
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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