作品/資料詳細

ID : 62
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紫地菊桐鳳凰文半切

むらさきじきくきりほうおうもんはんぎれ

菊と桐を敷きつめた地に色紙形や雪輪形が配され、その枠を越えて飛び立っていく鳳凰が織り出される。菊。桐・鳳凰は、いずれも天子を象徴する高貴な意匠である。
半切も大口同様、横張りを強調した袴だが、主に鬼神や武将など強い役柄に用いられるため、背面の芯にござを入れ、着装時に直線的な線が出るよう工夫されている。一般的には金欄が用いられるが、ここでは金糸に加え色糸が織り入れられる。佐野家では、帝の長寿を寿いで舞う「鶴亀」の鶴と亀、「天鼓」の少年の霊など、純真な役柄に用いたという。

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  • 文化財指定
    金沢市指定文化財
  • カテゴリー
  • 作者
  • 製作/発行
  • 年代
    江戸~明治時代・19世紀
  • 区分
    能装束
  • 寸法
    丈109.1
  • 数量
    1領
  • 備考
  • 所蔵館
    金沢能楽美術館
  • 資料ID
    62
紫地菊桐鳳凰文半切 作品画像
紫地菊桐鳳凰文半切
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者]
[カテゴリー] 美術・工芸

カテゴリー

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