作品/資料詳細

ID : 4792
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前田利政所用兎型兜

まえだとしまさしょよううさぎがたかぶと

前田土佐守家家祖・利政所用と伝わる具足である。黒漆塗りの二枚胴に籠手、臑当、佩楯、兜、頬当が附属する当世具足。
兜は兎耳をかたどった変り兜。鉄板6枚を矧ぎ合わせた鉢に兎の耳形を張懸し、銀箔を押す。「銀兎耳形兜(ぎんうさぎみみなりかぶと)」の名称がある。
頬当は鉄打出しの目の下頬で、切付小札毛引威4段の垂が付く。
胴は立挙3段・長側5段の桶側二枚胴。碁石頭伊予札を縫延て菱頭鋲で綴じ、全体に黒漆を塗り、長側の下2段にはさらに銀箔を押す。草摺は碁石頭伊予札を縫延た上に黒漆を塗り、黒糸で5段に素懸威したものを前胴に3間、後胴に4間下げる。
佩楯は伊予札を韋紐で綴じて黒漆を塗り、6つの円弧文の中心に丸文を配した文様の地に金箔を押す。
籠手は丸筏金の小篠を鎖で連ねて家地に綴じ付ける。菊形の臂金具と手甲が付く。
臑当は7本の篠を5箇所の鎖で繋ぐ篠臑当。立挙と鉸具摺は後補である。
札や家地、威糸に至るまで全身を黒一色で統一しつつ兜・胴・佩楯に金銀を配置する色彩および全体の造形は、見る者に強い個性を印象づける。現代においても充分通用するそのデザインは、家祖利政の高い芸術感覚を今に伝えている。

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  • 文化財指定
    石川県指定文化財
  • カテゴリー
  • 作者
  • 製作/発行
  • 年代
    16世紀
  • 区分
    武具
  • 寸法
    W350×H1300×D250㎜(黒漆塗黒糸威二枚胴具足として)
  • 数量
    1頭
  • 備考
    兜の刻銘は「春田勝光」。 「前田利政所用面頬」「前田利政所用兎型兜」「前田利政所用具足」の3点を合わせて甲冑「黒漆塗黒糸威二枚胴具足(くろうるしぬりくろいとおどしにまいどうぐそく)」となる。
  • 所蔵館
    前田土佐守家資料館
  • 資料ID
    4792

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前田利政所用兎型兜 作品画像
前田利政所用兎型兜
[所蔵館] 前田土佐守家資料館
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[カテゴリー] 歴史

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