作品/資料詳細

ID : 34
ID : 34
  • 01 / 01PICTURES

萌葱紅茶白茶段菊流水文様厚板

もえぎべにちゃしろちゃだんきくりゅうすいもんよう

経糸の染め分けによる段替わりだが、段の幅と太さを通例の半分とするため、正方形を並べた石畳文様となっている。白の緯糸で一面に織り出されるのは、流水に見え隠れする菊。菊に水の取り合わせは、経文を書いた菊の葉からしたたる水を飲んで不老不死を得た童子をシテとする「枕慈童」を連想させる。
気品のある色づかいと文様は、「清経」「敦盛」など、公達の内着に似つかわしい。白茶の経糸に白の緯糸の部分は遠目には無地に見えるが、それがかえって文様にゆとりを生んで効果的である。

VIEW ALL

  • 文化財指定
    金沢市指定文化財
  • カテゴリー
  • 作者
  • 製作/発行
  • 年代
    江戸時代・19世紀
  • 区分
    能装束
  • 寸法
    丈135.9×裄72.3
  • 数量
    1領
  • 備考
  • 所蔵館
    金沢能楽美術館
  • 資料ID
    34
萌葱紅茶白茶段菊流水文様厚板 作品画像
萌葱紅茶白茶段菊流水文様厚板
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者]
[カテゴリー] 美術・工芸

カテゴリー

ARなど一部コンテンツは一定量のデータ(パケット)通信を行うため、携帯・通信キャリア各社の回線を使用した場合は通信量が発生します。スマートフォンやタブレットでご鑑賞の場合は、Wi-Fi環境でのご利用を推奨します。また、発生したデータ(パケット)通信費用について、本サイトは一切の責任を負いかねます。