作品/資料詳細
萌葱紅茶白茶段菊流水文様厚板
もえぎべにちゃしろちゃだんきくりゅうすいもんよう経糸の染め分けによる段替わりだが、段の幅と太さを通例の半分とするため、正方形を並べた石畳文様となっている。白の緯糸で一面に織り出されるのは、流水に見え隠れする菊。菊に水の取り合わせは、経文を書いた菊の葉からしたたる水を飲んで不老不死を得た童子をシテとする「枕慈童」を連想させる。
気品のある色づかいと文様は、「清経」「敦盛」など、公達の内着に似つかわしい。白茶の経糸に白の緯糸の部分は遠目には無地に見えるが、それがかえって文様にゆとりを生んで効果的である。
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文化財指定金沢市指定文化財
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カテゴリー
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作者-
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製作/発行-
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年代江戸時代・19世紀
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区分能装束
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寸法丈135.9×裄72.3
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数量1領
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備考-
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所蔵館金沢能楽美術館
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資料ID34
萌葱紅茶白茶段菊流水文様厚板
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者] -
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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