作品/資料詳細

ID : 52
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白地扇秋草流水梶葉文長絹

しろじおうぎあきくさりゅうすいかじのはもんちょうけん

萩や桔梗に埋もれた扇を身頃に大きく配し、流水にもてあそばれる梶の葉を裾まわりに控えめに置く。梶の葉は七夕に詩歌をしたためる植物。陰暦の七月はすでに秋、いずれも初秋を連想させる文様である。金糸のみならず色糸を豊富に用いた色長絹で、柔らかな色調が可憐な印象を生み出している。
長絹は絽や紗といった薄物の生地を用いた単で、舞をみせる役柄が着用する装束。長絹の袖をひるがえし、シテが一心に舞う場面は劇中の頂点である。佐野家では「半蔀」の夕顔の亡霊や「羽衣」の天女に用いたという。

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  • 文化財指定
    金沢市指定文化財
  • カテゴリー
  • 作者
  • 製作/発行
  • 年代
    江戸時代・19世紀
  • 区分
    能装束
  • 寸法
    丈155.8×裄117.7
  • 数量
    1領
  • 備考
  • 所蔵館
    金沢能楽美術館
  • 資料ID
    52
白地扇秋草流水梶葉文長絹 作品画像
白地扇秋草流水梶葉文長絹
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者]
[カテゴリー] 美術・工芸

カテゴリー

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