作品/資料詳細
白地扇秋草流水梶葉文長絹
しろじおうぎあきくさりゅうすいかじのはもんちょうけん萩や桔梗に埋もれた扇を身頃に大きく配し、流水にもてあそばれる梶の葉を裾まわりに控えめに置く。梶の葉は七夕に詩歌をしたためる植物。陰暦の七月はすでに秋、いずれも初秋を連想させる文様である。金糸のみならず色糸を豊富に用いた色長絹で、柔らかな色調が可憐な印象を生み出している。
長絹は絽や紗といった薄物の生地を用いた単で、舞をみせる役柄が着用する装束。長絹の袖をひるがえし、シテが一心に舞う場面は劇中の頂点である。佐野家では「半蔀」の夕顔の亡霊や「羽衣」の天女に用いたという。
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文化財指定金沢市指定文化財
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カテゴリー
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作者-
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製作/発行-
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年代江戸時代・19世紀
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区分能装束
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寸法丈155.8×裄117.7
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数量1領
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備考-
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所蔵館金沢能楽美術館
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資料ID52
白地扇秋草流水梶葉文長絹
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者] -
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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