作品/資料詳細
紅地露芝に雲菊鉄線文縫箔
べにじつゆしばにくもきくてっせんもんぬいはく露をおいた秋野を意匠化した露芝文様が、金の摺箔で一面に敷きつめられている。その上には、同じく金の摺箔による大振りな金の雲。雲の上には、菊と鉄線、二種の花が繍いとられる。摺箔とは、文様を糊で型置きし、その上に金箔や銀箔をのせて貼りつける技法。この一領では、紅地に金の摺箔の対比がたいへん印象的である。
秋の月が照らす須磨の浦で、在原行平の愛をうけた松風・村雨姉妹の亡霊が行平を偲んで舞う「松風」や、羽衣伝説を下敷きに天女が天上の舞をみせる「羽衣」など、華やかな鬘能においてシテが腰巻にして着装する。
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文化財指定金沢市指定文化財
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カテゴリー
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作者-
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製作/発行-
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年代江戸~明治時代・19世紀
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区分能装束
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寸法丈145.0×裄67.1
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数量1領
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備考-
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所蔵館金沢能楽美術館
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資料ID39
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紅地露芝に雲菊鉄線文縫箔
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者] -
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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