作品/資料詳細
紫地籬に鉄線文長絹
むらさきじまがきにてっせんもんちょうけん濃い紫地を背景に、白い籬にからみついて咲く鉄線があらわされている。裾に散らされる文様もまた鉄線。はかなげな印象を受ける鉄線だが、その名の通り茎は針金のように強靭で、激しさを内に秘めた植物である。色長絹ではあるものの、金糸のほかには白糸を用いるのみ、文様も一種で統一するなど、抑えた表現がとられている。
佐野家では、「松風」においてシテが着用する在原行平の形見の装束として用いられた。
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文化財指定金沢市指定文化財
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カテゴリー
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作者-
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製作/発行-
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年代江戸時代・19世紀
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区分能装束
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寸法丈108.6×裄106.9
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数量1領
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備考-
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所蔵館金沢能楽美術館
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資料ID53
紫地籬に鉄線文長絹
[所蔵館] 金沢能楽美術館
[作者] -
[カテゴリー] 美術・工芸
カテゴリー
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